2025/03/02 17:50
【SURFBOARD BANK】2025年ウェットスーツの選び方
ウェットスーツってどんなもの?
サーフィンを楽しむために欠かせないウェットスーツ。海に入るとき、なぜ必要なのかを知ることで、自分に合った1着を選びやすくなります。ウェットスーツには、主に次のような役割があります。特にこれからサーフィンを始める方はウェットスーツの効果について知っておくようにすると間違えの無い道具選びに繋がりますのでぜひ覚えてみてください。
1. 寒さから体を守る(保温性)
ウェットスーツは、ゴム素材の「ネオプレン」で作られており、身体に密着することで体温を逃しにくくします。さらに、生地と肌の間に入る少量の水が体温で温められ、保温効果を高める仕組みです。寒い海でのサーフィンでも、冷えを防ぎながら快適に楽しめます。
2. 浮力を確保し、安全にサーフィンを楽しめる(浮力)
ウェットスーツのネオプレン素材には適度な浮力があり、万が一の時でも体が沈みにくくなります。特に初心者の方は、バランスを崩したり波にのまれたりすることもあるため、ウェットスーツの浮力が安心感につながります。
3. 怪我を防ぐ(保護)
サーフィンでは、ボードのワックスや海底の岩、クラゲなど危険生物に触れることがあります。ウェットスーツを着ることで、肌を直接の刺激から守り、擦り傷やクラゲの刺傷などを防ぐ効果も期待できます。
ウェットスーツは身体の保温の為に必要という事に注目されがちですが浮力や保護についても大切な役割があり、安全にサーフィンを楽しむたのも重要な道具になることを知っておきましょう。
まずは種類を選ぼう!
1. セミドライスーツ(長袖・長ズボン)
【特徴】 全身を覆い水が浸入しにくい仕様になっているため、保温性が高く、寒い時期や冷たい水温でも快適にサーフィンができます。
特に北海道・東北のような寒冷地では必須のアイテムです。
【おすすめシーズン】
海水温度 15℃以下
北日本(北海道・東北)
春・秋(4月~6月・10月~11月)
関東~関西
冬(11月~4月)
四国・九州
冬(1月~3月)
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2. フルスーツ(長袖・長ズボン)
【特徴】 全身を覆うため、保温性が高く、海水が冷たいシーズンや夏の朝イチでも快適にサーフィンができます。関東~関西では使用期間が一番長く、まずは一枚所持したいウェットスーツです。
【おすすめシーズン】
海水温度 20℃前後
北日本(北海道・東北)
初夏・秋(6月~7月・9月~10月)
関東~関西
春・秋(4月~5月・10月~11月)
四国・九州
春・秋(3月~4月・11月~12月)
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3. スプリング(半袖・半ズボン)
【特徴】 軽量で動きやすく、気温の高い日や水温の暖かい夏に適しています。価格も手ごろになってきますので夏から始めようと考えている初心者におすすめです。水着だけでサーフィンするよりも安全性が高まりますので多少暑くても出来る限り着用をお勧めいたします。
【おすすめシーズン】
海水温度 25℃前後
北日本(北海道・東北)
夏(8月~9月)
関東~関西
初夏~秋(7月~10月)
四国・九州
初夏~秋(7月~10月)
5. タッパー(長袖ジャケット or 半袖ジャケット)
ベスト(ノースリーブ)
【特徴】 体幹部分の保温をしながら、自由な動きをサポートするジャケットタイプのウェットスーツ。ボードショーツやロングジョンと組み合わせて使用することが多い。
【おすすめシーズン】
海水温度 28℃前後
北日本(北海道・東北)
夏(8月)
関東~関西
夏(8月~9月)
四国・九州
夏(8月~9月)
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サイズ選びのコツ
ウェットスーツを選ぶ際に、サイズ選びはとても重要です。フィット感が合っていないと、保温性や動きやすさに影響が出るため、以下のポイントを参考に選びましょう。
1. ピッタリフィットが基本!
ウェットスーツは、適度に体に密着することで高い保温性を発揮します。大きすぎると中に水が入りやすくなり、寒さを感じる原因に。逆に小さすぎると動きにくく、快適にサーフィンができません。
✅ チェックポイント
●スーツを着たときに、軽く前かがみになっても苦しくないか
●手首・足首・首元がフィットしていて、水の侵入が少ないか
●腕や肩が動かしやすいか
2. サイズ表から体型に合ったサイズを選ぶ
ウェットスーツは身長や体重だけでなく、体型に合わせて選ぶことが大切です。たとえば、標準より細身の人はワンサイズ下を、逆にがっちり体型の人はワンサイズ上を選ぶとフィットしやすくなります。
✅ サイズ選びのポイント
●まずは身長を目安に選ぶ
●体重が選んだサイズの範囲内(+-3キロ程度)か確認する
●胸囲・腹囲・尻囲が許容範囲内か確認する
ウェットスーツに使われている素材はタテヨコに伸縮する素材が使われています。体型によって数か所範囲外であっても問題なく着用できる場合があります。
既製サイズで合わない場合はどうする
「サイズチャートを見ても、自分にピッタリのサイズがない…」という方は、フルオーダーという選択肢もあります。
TEMPERANCE. WETSUITSでは、体型や好みに合わせてオーダーメイドのウェットスーツを製作可能。フィット感を最優先にすることで、最大限の保温性と動きやすさを実現できます。
✅ フルオーダーのメリット
●自分の体型にジャストフィット → 既製サイズで合わない人でも快適に着用でき、フィットすることで保温性も上がる
●動きやすさが格段にアップ → サーフィン中のパフォーマンスを向上
●好きなデザイン・カラーを選べる → 自分だけのオリジナルウェットスーツを作成可能
サイズ選びに悩んだら、まずは既製サイズをチェック。それでも合わない場合は、自分にピッタリのフルオーダーで最高の着心地を手に入れましょう!